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北京的生活Ⅱ 風邪に巨大柚子? いわゆる「上火」にはこれ。

 邪の中でも、のどの痛みと鼻水系のもの、すなわち上気道感染症は、中国医学の概念では「上火(しゃんふお)」と言うのだそうだ。日本語では「のぼせ」が一番近い概念だろうか。

 そういうときは、「清熱解毒」の効果のあるものを食べる。その一つが「柚子」なのだが、日本の柚子を想像してから実物を見ると気絶しそうになる。

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                         こんなサイズ

 日本の柚子とは、柑橘類だ、という点を除いては全く違う果物なのだった。

 さて、この「柚子」と呼ばれる果物、わずかに苦みのあるうす黄色の果肉がたくさん入っていて、それはそれは食べ応えがある。紙コップのサイズと比較すると大きさが分かるだろう。これは比較的大きな方ではあるが(そしてタイからの輸入品)、これより小さなものでも、始めて見る人を瞠目させるに十分である。九州の人は「あ、晩白柚(ばんぺいゆ)ね」と思われることだろう。おそらく同じものではないか。

 日本でも、風邪にリンゴ、風邪に柑橘類、といった食習慣があるけれども、中国医学では、柑橘類の中にも「上火」の時に食べてはいけないものがあり、それが日本でいう「みかん」だというから驚く。一方、上記柚子と、オレンジは良い。

 すなわち、苦みのあるものは、熱を取り解毒する作用=上火を静める作用がある、ということらしい。この柚子にもさわやかな苦みがわずかにある。清熱解毒のハーブティとして知られる金銀化もそうだ。オレンジも、確かに「みかん」の甘さとは違う。柑橘類ではないが、ゴーヤーもいいらしい。

 そのようなわけで、風邪気味になると、これをせっせと食べるのであった。☆

 

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