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2009年3月の記事

北京の日常 9.これがGalanzのレンジだ!

 真に撮ってみたのだが、扉がミラー仕上げで周りが写ってしまう。うーん。

 さて、これはオーブンレンジなのか、トースターレンジなのかわからないまま、とうもろこしを焼いてみた。うーん、なんだか、なかなか焼けない。途中、取り出して砂糖醤油を塗り、また入れて焦げ目を付けようとしたが、つかない。仕方なく、最後はフライパンでこげめを付けて、札幌市は大通公園の名物を再現してみた。

 電子レンジは800ワット(中国語では瓦、と書く)で、ボタンを押すたびに、出力100%から90,80,70……と10%ずつ減らすことができる。上についた発熱体の方も同様。もしかすると、ここの操作になにか秘密?があるんだろうか。これではとてもケーキなど焼けそうにない。

 しかし、レシピには、鶏の丸焼きみたいなものまで載っているので、かなりの火力は出るに違いない。「組合」というモードがあって、電子レンジとオーブン機能の両方を組み合わせて焼く方法もあるようだ。

 色々と便利にはなったが、ただのあたため機では終わらせくないのが本音である。なんといっても、あれほど苦労して入手したのだ。機能は十二分に発揮してもらおうではないか☆

Cimg9546s ※写っているのは、あんまんを蒸すのに使った鍋とふきん。隣にあるのはレンジの付属品で、肉などを焼くときに使う網と、その下に置く油受け。レンジの扉右上方に、中の灯りがわずかに見える。

 

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北京の日常 8.配送屋の名誉のために

 の悪いことはあるものだ。この地ではそれが本当にたびたび生じる。変数も多くなると、どこで齟齬が生じて問題が起きたのかたどれないこともある。不都合なことがあまりによく生じるので、だんだんそれが異例なことだと感じなくなりそうだ。これを「慣れ」と呼ぶのだろうか。

 さて、電子レンジの件である。夕方、携帯に電話が。

「カルフールじゃよ」

私にはそう聞こえた。

「わっ! 配送の方ですか。今、どこですか?」

「もう下におる」

私にはそう聞こえた。

「すぐ行きます!」

ああ、びっくり。

 この直前まで、フロントに頼んで電話をかけてもらったり、自分でもかけたり、学生に、暇になったらかわりにかけてくれとメールしたり、と、ずっとじたばたし通しだったのだ。

 やっと電話がつながって、昨日の熱心なおじさんと話ができた。おじさんは配送部門の電話番号を教えてくれて、

「この前、一緒に行ったあそこだから、かけてみてください。いやー、すみませんでしたね」

とのことだった。気持ちの良い人だ。

 配送部門の電話番号がわかったのは嬉しいが、あの高飛車な部門に、自分でかけるのか。憂鬱になる。

 電話すると、店の雑踏が聞こえること数十秒、後に留守電になってしまった。仕方ないので用件と携帯番号を録音、まあ、いいや、と思って電話を切った。その数分後である。配送屋からの電話が鳴ったのは。

「配送日に電話したけど、出なかったよ」

「え? 変ですねぇ。電話はずっと電源入れてたんですけど」

 さて、待望のレンジが届いた。ここまでさんざんひっぱった後にやっと届いたので、感激もひとしおである。思わず実家の兄にIPカードを使って携帯から電話。

 すると、最初はなんだか音がしないようなするような感じだったので、へんだなー、お話中かなぁ、などとつぶやきつつ切ってかけ直すと、今度は間違い電話で別の家にかかってしまった。ああ、もったいない。国際電話なのに。

 三度目の正直でようやく兄の電話につながる。やっとレンジが手に入った、わはは、と話すと、兄は言った。

「それ、電話がおかしいんじゃないか? 僕の所にさっきかかってきた電話で、『あれ、お話中かな』とかなんとか色々、聞こえてたぞ」

 ところが、私の携帯の側には兄の声は聞こえていないのだった。とすると、配送屋もあるいは23日にきちんと仕事をしていたのではあるまいか。私の宿舎めがけて運転、建物の前に到着、顧客に電話……。

 けれども、配達先である私は電話に出なかった。なぜか? ひょっとして、着信音が鳴らなかったからだろうか……。

…… ♪それはだーれのせいでもなくて~ 携帯が 故障で~

なんかこんな歌があったな、昔。この程度なら著作権にも触れないだろう(触れるようでしたらご連絡ください。すぐ削除します)。

 そんなわけで、電話のちょっとした不具合のおかげで、配送が二日も遅れていたのであったと結論せざるを得ない。今度は配送屋の名誉のために一筆。でも、なんで一日じゃなくて、二日も遅れたんだろう? 名誉挽回してあげなくても良かったかな?☆

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北京で暮らす猫(66)  再びかわいげのあるタマ

 回のタマがあまりに不気味だと指摘を受けて、多少かわいげのある写真をアップロードしてみました。バルーンスタイルのスカートでもはいているような。☆

Cimg9378s

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北京で暮らす猫(65) 「もういいかーい?」

 猫の苦手な友達が来るので、餌と水を寝室に入れて、タマにしばらく出てこないでもらった。

 写真は、友達が帰って、ドアをそーっと開けてみたところ。かくれんぼみたいだ。でもちょっと不気味☆Cimg9531s  

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北京の日常  7.とんでもな配送             

 ずかしながら、電子レンジを持っていなかった。まあいいや、とフライパンでトーストを焼き、蒸し器でマントウをふかし、電子レンジが、厳密に言えばトースターレンジが日本に登場する以前の生活をそのまま送っていたのだった。

 一方、作りたい料理は増えるし、猫のてづくりごはんへの挑戦も再び開始したいしで、トースターレンジへの欲求は嫌が上にも高まっていった。部屋によっては備品で着いていることもあるので、次の引っ越し先にあったらもったいないなぁ、としばらく考えた後、将来、職場を変わるとしても、同程度の宿舎であろうことを考えると無駄な買い物でもなさそうだと思い直した。そんなこんなで、今月の給料を確認し、機種をネットで適当にみつくろって某チェーン電器店へと向かった。

 その日はGalanzという現地メーカーのレンジが特売に供されており、欲しかったタイプも店頭に出ていた。しかし、大きい。重い。

「それはお客さん、レンジいうたら20キロ超えますがな」

店員さんはそういっているように聞こえる。

 ふと、トースターでもいいような気がしてしまった。

 そこで、オーブンとオーブントースターのコーナーへ行き、別のメーカーのを見て、サイズも機能も手頃だな、と、それに決めかけたそのとき、

 「Galanzの方がいいわよ」

と、別の店員さん。さっき見て気に入らなかったのだが、とは言えずに、再び見に行く。と、今度は、レンジ機能なしのけっこう良いモノが。

 「済みませんお客さん、これ、今、欠品中なんです」

 「いつ入るんですか」

 「さあ……」

さきほど見たものを、その店員さんにも見てもらおうと思って引っ張ってくる。

 「これ、どうでしょう?」

 「すぐ壊れます。ダイヤルが取れてきます」

 「じゃ、やっぱりさっきのの方がいい?」

 「モノが無いんですってば」

商売する気あるんだろうか。その店のポイントカードを実は持っていたのだが、あまりのやる気のなさにがっくりきて、すごすごと店を後にした。

 そして、大手スーパーへ。売り場に着くと、あるある、色々。すぐに店員につかまった。

 「お探しはレンジですか」

 「ええと、トースターというかレンジというか」

 「両方一緒になったのがあります。さあ、こっちこっち」

非常に熱心なのだった。

 「これです」

と自信たっぷりにとある機種を示す。ほかにも色々あるのだが、なぜか、これが一番だと自信を持って語るのであった。

「重いから嫌です」

自転車にくくりつけて持って帰るつもりだったのだ。

「配送できますから、大丈夫大丈夫」

「う~ん」

非常に魅力的な機種だったのだが、予定よりけっこう高い上に、ちょっと本格的な雰囲気を醸し出していて、ぜいたくかも、と思ってしまう。貧乏が板に付いてきたので、こういうブルジョアな買い物にはどうも抵抗がある(といっても、中くらいのクラスのものだが。貧乏性というやつだろうか)。

 とはいえ、せっかくなので、その製品の特徴について、どうしてここがこうなっているのか、あそこがああなっているのか、根掘り葉掘り、延々質問。流暢に答える店員。有能な人だ。

「用途をうかがうと、これがちょうどいいです。あっちのは大きすぎです」

ごく短い間の会話で、私の必要をしっかりと見抜いているところもすごい。出世しそうだ。

 それでも、やや迷っていると、別の店員がいう。

「もっといいのがありますわ。こちらです。××の品で、同じ値段でもっとこういう機能があって……」

「あ、あの、私、そのメーカーあんまり好きじゃないので……」

すかさずさきほどのおじさんが

「じゃ、配送の相談しましょう。上ね、上。2階に行きましょう」

というわけで、あれよあれよという間に、699元のオーブンレンジというかトースターレンジの大きいのというか、まあそういうもの(光波炉 ぐぁんぼーるー)を購入することに。人波をかきわけかきわけ、ようやく2階へ。

 さて、その配送部門なのだが、これがなんとまあ高飛車なのだ。おじさんが、配送範囲の地図を見ながら、私の住所を尋ねる。ついで、係の人に訊こうとすると、

「3キロ以内だったらとにかく配送できるってば」

「それより物持って来い」

と、こういう調子なのだ。

自分のところの店員に対してまで高飛車に出てどうする。

 配送の申し込み書を書く私にも、漢字を間違えそうになると

「そこはこちらで書くからいいから」

と冷たく言い放つ。余計に焦る私。

「急がなくていいですからね、ゆっくりどうぞ」

と、さきほどのおじさんが一生懸命フォローを入れてくれる。

 配送時間の約束の段になっていつが良いか訊いてくるのだが、こちらの希望を言うと、

「うちの配送は晩だけです」

だったら訊くな。

 おまけに、約束の晩に、来なかった。

 あるいはこの地の「晩上(わんしゃん)」は、11時59分までなのかと思い、夜中まで待ってみたが来ない。一体、いつ来るのか、そして、遅れた言い訳をどう言うつもりか、今から楽しみである。☆

※届いていないので、写真もありません。あしからず。

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北京の日常  6.時計屋の名誉のために

 回、水の入った時計を修理に持っていた話を書いた。色々と文句も書いた。

 さて、一旦、宿舎にもどってあれこれ用事を足して、1時間ほどしてから行ってみると、すでに修理は済んでいた。

「中の機械を出すと故障する危険があるので出しませんでした。でも、こちらの技術で水分は取りましたので大丈夫です」

「おお、いいですね。ありがとうございます。おいくらですか」

「お得意さんですから、いいですよ。何かありましたらまたいつでも」

 時間を合わせてもらって、腕にはめて帰宅。

 帰宅してふと見ると、またガラス中央にわずかな水滴が。

「腕で暖まって、残りが出て来ちゃったんだな」

 私は時計をハンガーにつるして掛けておいた。

 翌朝見ると、水滴はきれいに消えていた。水滴の入るすきまがあるということは出て行くすきまもあるのだろう。うーん、しかしよくわからない。

 その後、時計は快調である。裏蓋に多少の傷はついたものの、文字盤さえ見やすければいいや。時計屋の名誉のための拙文でした。☆

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北京の日常  5.とんでもな時計屋

 時計に水が入ってしまったので、つい先日、電池交換してもらったところで相談したら直してくれるという。

「少ししたら来て」

というのだが、なんだか心配なので、

「面白いから見てます」

と見ていたら、まず、後ろのカバーをこじ開ける場所を間違えて傷をつけられた。想定内だ。

 次に、ムーブメントを本体から外すのに竜頭が邪魔になって取れない。修理のお兄さんは、一生懸命いろんな場所をピンセットでつついて、しまいに竜頭を持って思いっきり引っ張り始めた。もう元の時計には戻るまいな。ほぼ想定内。

 思いの外、難航しているようすなので、その向かいの店の知り合いとおしゃべりしていたら、さきほどから腕時計用の電池選びをしていたお客が選び終えた。もう一人いる、店の主人らしきお兄さんが、私の時計を修理していたお兄さんに指示を出す。

 ちなみに時計の電池は5元から30元まである。私の時は、

「1年もつのがいい」

と言ったら、

「じゃ15元だ」

ということで交換してもらった。

 さて、電池交換のお客の仕事を終えたら、私の仕事に戻ってくれるかと思いきや、

「もう少したってから、後でまた来て」

という。宿舎は自転車で2,3分なので、一度戻ることに。

 私が店の外へ出ると、一足先に携帯を持って店の外に出ていた修理のお兄さんの声が聞こえる。誰か友達とでも話しているのだろう。

「うん、うん、いや大丈夫、忙しくないよ」 
……ちがう、あんたは「忙しい」はずだ。
私の時計直しがあるじゃないか!☆Tamamabushi081212_034s

※ここに修理屋が。奥はコンビニ。

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北京で暮らす猫(65) チキンスープの素が

 る日、仕事から帰ってみると、台所のドアが開いている。掃除に入ってくれる人がうっかりしていたのだろう。嫌な予感……。タマには前科がある。

 その日もやはり、仕事から戻って部屋を開けると、台所のドアが開いていて、ふと覗くと、思いつきで買ってきたかわいいカメさん(二匹)がいない! あわててそのあたりを探すと、一匹は新聞紙の下に避難し、もう一匹は冷蔵庫の後ろにいた。

「カメさんいじめたね?」

 私の語調から、タマは穏やかならぬものを感じたらしく、隣の部屋へと逃げる。居間を覗くと、なんと真っ白な粉が。澱粉の袋を持ち出して床にぶちまけて遊んでいたらしい。その下から、小さな「かつをだし」の粉の袋も見つかった。お目当てはこれであったか。

 そんなわけで、このたびも、半ば覚悟をしながら台所を覗くと、シンクにカメさんのプラケースがころがり、床には諸々の調理器具、脱臭用にととっておいたコーヒーかすをかきまわしたらしく、調理台の上にはくっきりと足跡が付いていた。

「タマ~~~~!!!!」

 遠くに逃げて振り向くタマ。私は居間に入って呆然。床の上には黄色い粉が。なんだあれは? よく見ると、チキンスープの素だった。つい先日、買ったばかりの掃除機をかける。ああ、掃除機って便利。買っておいて良かった。排気で部屋中にチキンスープの香りが広がる。

 掃除機をかけ終えて、排気音に恐れをなしてタマが固まっているところをむんずとつかみ、無理矢理シャンプー。なぁんだ、嫌がるからもうシャンプーはできないと思っていたが、無理矢理やればなんのことはない。とにかく、コーヒーかすとチキンスープの素にまみれたタマを、白いお姫様に戻してやらなければならない。シャンプーを溶いたプラのたらいのお湯に近づけるだけで後ろを向いて必死に逃げようとするタマを、脇に挟んでこれまた必死でお湯に入れようとする私、片手にはシャワーを持っているので、上に「何のことはない」と書いたがなかなか大変だ。とりあえずシャンプーが落ちる程度にはお湯をかけることに成功、手近にあった私のバスローブにくるんでこれまた無理矢理水分を吸わせる。

 その後、二日間くらいは、毎日どこかしらにチキンスープの素がみつかり、じゃりじゃりと音を立てて掃除機に吸い込まれてゆく。

 掃除の人に念を押して、ドアをしっかりしめてもらうことに。実は、ドアにちゃんと貼り紙をしているのだが、思い切りよく開けると見えなくなる(当然だ)ので、あまり効果がなかったらしい。

 今でもよくわからないのが、なぜタマが澱粉で遊ぼうと思ったかだ。「かつを」や「チキン」なら納得もゆくのだが。タマ、寝てないで返事しなさい。☆

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北京で暮らす猫(64) 「遊んで」

 が飼い主にかまって欲しいときに発する視線その他を、ものの本では「かまって光線」と描写していた。そして、これに抵抗できる飼い主はまずいない、と書かれている。

 タマがかまって欲しいとき、なぜか私のデスクから1メートルほど距離を取ってきっちり正座?し、

「あ~」

と声を出しながら、瞳をまんまるにして見つめてくるのであった。

 一方、ただ、心の交流がしたいとき?には、同じような位置で同じような声を出すものの、返事をすると、目をつぶって幸せそうな顔になる。このとき、私も同様に目をつぶるのがコツのようで、タマは嬉しそうに同じことを何度も繰り返す。

 本当にかまって欲しいときは、さまざまな声を出して私の気を引こうとするのが面白い。声をほとんど出さずに鳴く切なげな気持ちの表明から、「こっち見て! ほらこっち見て!」とでも言うように大声での

「にゃあぁあぁあぁあ~~~~~」

まで、実に多彩である。写真は、猫じゃらしでおびき寄せたところ。多少遊んで満足したかな、と思いきや、さらにかまってほしくて見上げている。切ない。☆

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北京で暮らす猫(63) マウス

 れはもう、猫ですから。手元をじっと見るタマ。☆

Cimg9514s

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北京で暮らす猫(62) ねこじゃらし

 本で購入してきた正当派ねこじゃらしでじゃらしてみたが、どうも反応が鈍い。どうしてだろうと思って、色々と動かし方を工夫したら、じきにお目々らんらんになって飛びかかってくるように。写真は、クッションの向こうとこちらでの駆け引き中。☆

「あ、なんだろう。」Cimg9418s

この顔になってくると、攻撃まであと少し。耳がじきにもっと平らになる。

Cimg9419s 今日はオチがなくてすみません。m(__)m

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北京で暮らす猫(61) 春眠不覚暁

 さふさのおなかを見せてぐっすり。春は誰でも眠いようだ。☆

Cimg9444s

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北京で暮らす猫(60) 仲なおり

 マのいたずらが過ぎて、私が怒ってしばらく口をきかなかったら、そーっと近くに寄ってきて、

「にゃ~?」

という。

あまりすねているのも大人げないと思って、気持ちを落ち着けてから、

「怒ってないよ」

と答えたら、また普段のタマに戻った。

 猫は、したことを覚えていないから叱ってもだめだと言われるようだけれども、飼い主の様子がいつもと違う、というのはわかるらしい。こわごわ接近してくるタマが、いたずら盛りの子どもが親の様子を見に来るようで、何とも言えずおかしかった。☆

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北京の日常 4.レジ袋有料化、その後

 ジ袋の無料配布が禁止になった話を以前ここに書いた。その後、食品のおまけとして商品名を印刷した簡単な買い物袋が付いてきたり、スーパーのレシートと交換にその店のいわゆるエコバッグを配布したりなど、色々な袋が登場した。店には買い物用のバッグが並び、道行く人がカルフールの虹とピンクのふちどりの四角い袋を下げている姿もよく見られる。

 一方、有料化されたレジ袋は厚手になり、非常に使い勝手が良くなった。以前は商品の端が硬かったりするとすぐ破れたり、重い物を買ったときにはレジのお姉さんが念のため二重にしてくれたりなどしていたものだが、近所の国営商店「超市発(ちゃおしーふぁー)」にせよ、カルフールにせよ、これが破れなくなったのだ。ところが、日本に一時帰ったときに「袋はご入り用ですか?」と訊かれて、「はい」と答えた際にもらったレジ袋は、なぜかすぐ破れる代物に変わっていた。破れないように自分でエコバッグを調達しよう、という動機付けを狙っているのだろうか。☆

 ※いずれにせよ、タマにとっては楽しい遊び道具。写真は「超市発」のエコバッグ。

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